令和6年、今年のテーマは表題の通りです。昨年、創立50周年記念事業を終えることができ、これから新たな一歩を踏み出すにあたりタイムリーなテーマが選ばれました。応募してくれたのは「訪問リハビリテーションチーム」です。素晴らしいテーマをありがとう!
さて、今年は元日から能登半島地震、翌日には羽田空港の衝突事故など辛い出来事が続き、災害は時を選んでくれないことを痛感しています。能登半島地震に対しては、日本医師会災害医療チーム(JMAT)、日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)の一員として、現地支援および本部運営支援に参画しています。当グループでは、東日本大震災の支援活動の時から事業理念に『社会貢献』を加え、業務として支援に入るスタッフがさまざまな補償を受けられる体制を整え、その後の熊本地震等の災害にも対応してまいりました。しかしながら、今回は当初予測された災害規模や内容をはるかに超える状況で、特にリハビリテーションの支援に関してはかなり長期間の派遣になることが想定されますので、スタッフの負担も十分配慮しながら支援に入りたいと思っています。
私たちのグループでは、以前より事業所毎に地域の皆さま向けの備蓄食料や物品を備えております。発災後数日間でも賄うことができればと思います。
慌ただしい年の初めになりましたが、皆さまが安心・安全な生活を送れますように微力ながら鋭意努力してまいりますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2024年1月 吉日
かすみケアグループ
社会福祉法人 真正会 理事長
医療法人 真正会 理事長
一般社団法人 Hauskaa 代表
斉藤正身